伝灯寺鉄鐘
伝灯寺(チョンドゥンサ 전등사)鉄鐘は1097に中国で鋳造されました。
第二次世界大戦の際、日本軍によって仁川市の兵器廠に移されていたものが終戦後、仏教信者によって発見され、伝灯寺に返還されます。
鐘の形態は、上部に双龍を並べ、竜頭の周りには16枚の蓮の葉を、本体の上部には8枚の葉の紋様が施され、
下部は複数の横帯で上下が分けられ、上下各8つの四角い仕切りが存在します。
鐘の口は中国の鐘でよく見られる波模様をした八角でできており、全体の形は開城市にある演福寺の銅鐘とも類似しています。
中国に影響を受けた鉄鐘としては初めて国宝として指定され、鉄鐘の研究の貴重な資料として重宝されています。
鐘の口の下段には「大宋懷州」という27文字の銘文が刻まれており、全体の大きさは高さ164cm、口径100cmです。
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